2009年

平成21年 11月16日(月)

※小林店長(大洋店)が、『現代農業』に載りました。

大洋店

現代農業10月号(肥料の選び方大特集)に小林店長が、6ページにわたり掲載されました

〜肥料袋からわかること〜 町の肥料屋さんに聞く

肥料袋からわかること、わからないこと」町の肥料屋さんに聞いてみた。お邪魔したのは園芸王国・茨城県で肥料を扱うハナワ種苗椛蝸m店店長の小林国男さんに話しを聞いた。

Q1 肥料には色々な銘柄があって、価格も色々でどこをどう見て選んだらいいか正直迷っちゃうんですけど・・

A1 うちは基本的に無駄なものは入れるなという主義なんです。肥料を扱う店としては珍しいかもしれませんが有機入りとか、アミノ酸入りとか、そういったものは最近あまり扱っていません。
問題は、植物が必要なときに必要な要素をバランス良く吸えるかどうかです。それで収量も病気も味も変わってきます。特に有機物は無機化されるタイミングが問題でバランスをとるには、かえって難しいという側面もあるんです。だから、うちでは化成肥料や単肥が主体。植物にちゃんと吸われているかすぐにわかるし、確実でバランスもとりやすい。そしてなにより値段も安い。そういう考えです。ただ単肥だけを売っていたら赤字になってしまいますけどね。

すみません。肥料袋の見方でしたよね。最近は確か色々な肥料がありますよ!正直我々「業界人」にも何が入っているかわからない肥
料も結構ある。やはり信頼できるのは肥料袋に「保証書」がちゃんと付いているもの。成分がしっかり書かれているもの。たとえば苦土は
とても重要な要素ですが、成分がどれだけ入っているか。まずはそこを見て選ぶべきだと思います



Q2 袋の保証書をみれば中の成分は一通りわかるんですよね。


そうですね・・。例えば化成の「オール8」にはチッソ、リン酸、カリがそれぞれ8%はいっているわけです。「水溶液」や「ク溶液」といった表示もあります。しかし、ここにはその原料がなにか書いていません。例えばカリの原料が硫酸カリの場合と塩酸カリの場合があると思います。ニンジンは塩酸カリを使うとコルクが出にくくなって、おいしいものが出来る。うちのお客さんで塩化カリの単肥を使ったら抜群に良かったという方がいます。逆に最近メロン地帯で硫酸カリを使ったほうがメロンの糖度が上がったという話がありました。メロンのほうは、おそらくphの問題と硫酸カリに含まれる硫黄成分のせいだと思います。
高phの畑だと微量要素が吸われません。でも硫酸カリのように硫酸由来の肥料であれば、phを下げる作用をするので、微量要素が吸われやすくなる。それとイオウも吸収された。タンパク質を作る必須要素ですからね。キュウリなどのウリ科はイオウが効くと味が良くなります。だから『phが高い圃場で特にウリ科の場合は、硫酸カリを原料にしたものを』ということはいえますね。
 ところが、「オール8」とか三要素入りの化学肥料は色々ありますが、残念ながら肥料袋には原料が書いていない。保証票には、登録番号がありますがら、メーカーにそれを伝えて問い合わせてみるのが一番です。

詳細は農文協「現代農業」ページをご覧下さい。